第266代ローマ教皇フランシスコが4月21日に88歳で逝去し、次の教皇を決まるコンクラーベ(Conclave)が執り行われることとなり、
早速英国のブックメーカーでは賭けの対象となるほど盛り上がっているようです。
コンクラーベは日本時間の7日夜からバチカンのシスティーナ礼拝堂で行われ、枢機卿たちは専用の宿泊施設に寝泊まりし、外部との接触を
断たれ、少なくとも3分の2を獲得する得票者が出るまで投票を行います。枢機卿は133人おり、うち日本人が2人いるそうです。
過去大体2、3日間で決まっており、最終投票用紙は、集計が終わったあとに専用のストーブで焼却され、教皇が決まった場合は白い煙、
決まらなかった場合は黒い煙が上げられます。
そもそも「コンクラーベ」とはラテン語で「鍵がかかった」という意味で、13世紀に教皇の選出が紛糾しておよそ3年にわたって空位が
続いた際に、怒った市民が枢機卿たちを閉じ込め、新しい教皇を選出させたことがその由来とされています。(NHKニュース)
タイムリーなことにコンクラーベを題材にした『教皇選挙』が大ヒット公開中らしく、是非観てみたいです。日本の総裁選もこれくらいの
勢いで決めてもらいたいものですね。