謹賀新年、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
年始の挨拶の定番ということで、今年は十干十二支(じっかんじゅうにし)でいうところの丙午の年回りになります。丙午は私の一つ上の世代なんですが、有名な迷信があり、男尊女卑の時代ということで、女子だと「気性が荒い」「夫の運気を食い尽くしてしまう」「男を不幸にする」などの迷信で出生数が減りました。前年1965年の出生数が約182万人、翌1967年が約194万人で、この丙午世代が136万人だったということです。ちなみに現在は70万人を切っているということですので、当時丙午で激減した年度の半分近くになっています。今年も少子化に拍車がかからないと良いのですが。
ちなみにこの迷信は井原西鶴の「好色五人女」の中で、主人公のうちの一人、「八百屋お七」が丙午生まれ(1666年)だったことから迷信が広がったと言われています。このお七は実在の人物だったらしく、恋仲の寺小姓に会いたい一心で自宅に放火し、捕縛されて鈴ヶ森刑場で火あぶりにされたという、少し怖いお話です。
八百屋お七物語は歌舞伎や浄瑠璃、落語、映画、ドラマ、アニメ、演歌など多くの演目に使われている、人気のモチーフです。