2026年4月末以降、アンソロピック社の新型AIモデル「Claude Mythos(クロード・ミュトス)」が極めて高いサイバー攻撃能力(数万件の脆弱性を短時間で発見可能)を持つとして、日本政府は深刻な脅威と捉え、官民連携での対応を急いでいます。
Claude Mythosは先月4月7日に発表されたのですが、あまりにも危険性が大きいということで、アンソロピック社も限定公開にしています。一般公開してしまうとハッカーなどに悪用されるので、まずはIT企業・金融機関などに限定公開し、システムの脆弱性を修正してもらうということを優先しています。限定公開先はアマゾンやアップル、JPモルガン・チェースなどの主要なIT企業や金融機関など50社程度に限られ、日本の企業・組織にはアクセス権がないとのことです。ちなみにウォール・ストリート・ジャーナルによると、先日のベネズエラのニコラス・マドゥロ前大統領を拘束した急襲作戦では、アンソロピック社のClaude を使用していたと事情に詳しい複数の関係者が明らかにしたそうです。
アンソロピック社は2026年5月時点でまだ上場していませんが、2026年中の上場を目指していると報じられており、企業価値は最大9000億ドル(約140兆円)超に達する可能性があると評価されています。以前シンギュラリティは2045年に来るという説を紹介しましたが、我々の予想以上に進化しているようで気味が悪いですね。